接客歴20年のしまむらです。(@shimamura_blog)
『自律神経失調症』1度は聞いた事ありますでしょうか?
私の身内でも数人自律神経失調症の疑いがあります。
他人事の様ですがこの症状は
これは職場、プライベートのストレスや
様々な不安などから発症する誰もが起こりうる症状です。
そして必ず治せる症状です。
一体、自律神経って何なの?という方も多いと思います。
簡単に言うと
その時の環境に身体の状態をベストに保つ
無意識に起こっている身体の機能です。
具体的には暑い時に汗をかく、
運動したら心臓の鼓動を早くする(血液を筋肉に沢山送る)
など身体が勝手に行ってくれている事ですね。
この機能が乱れてしまうと色々な症状がおこります。
病院に行くほどでも。。と思っている方も多く
リラクゼーション法などによるセルフコントロールも効果があるそうです。
詳しい症状やタイプ、特徴、治療法、症状を抑える食事などまとめました。
色々な症状が出るので、職場で相談しても怠慢ととられたり
病院に行っても原因不明と診断されてしまう事も多い様です。
精神的に不安な時が一番気持ちが落ち込みます。
自分の状態が解らないと一層不安になります。
周りに似た症状の家族、友達がいれば
一度下記にある診断チェックをしてみてもらい
元気なあなたがこれをすれば大丈夫!と
アドバイスしてあげて下さい。
私は医療についてはド素人ですが
人事担当なので仕事に関する相談はたくさん受けます。
心に作用するメンタルヘルスケアは得意分野です。
集中的に勉強しましたが医療は受売りになりますが
色々なサイト様を参考にさせて頂き、解り易くまとめました。
大丈夫です🍀ゆっくりとゆっくりと
医療とメンタルヘルスケアの双方から治療していきましょう。
自律神経失調症 『症状』
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つに分けられ
この2つの神経のバランスがくずれて様々な症状がでるそうです。
症状は身体的な事から精神的な事まで
・倦怠感、疲労感
・手足のしびれ
・動悸、息切れ
・目まい、頭痛、肩こり
・寝れない、寝汗
・食欲不振、胃痛、吐き気
・背痛、腰痛
・下痢、便秘、腹部不快感
・口や喉の不快感
・微熱、耳鳴り
・不安感、疎外感、焦り
・やる気が出ない、憂鬱
この様な症状があります。
事項では診断テストを行いましょう🍀
自律神経失調症 『診断』
文頭で書いた通り私は医療は素人ですので
福島県郡山市:総合南東北病院様のHPを抜粋させて頂きました。
該当する項目がいくつあるか、数えてみましょう。
○めまいや耳鳴りのする事が多い。
○立ちくらみをよく起こす。
○胸が締め付けられる感じがする。
○胸がザワザワする感じが時々ある。
○心臓がいきなり早くなったり、脈拍が飛ぶようなことがある。
○息苦しくなるときがある。
○夏でも手足か冷えるときがある。
○胃の調子が悪いときが多い。(お腹がすかない・胸やけなど)
○よく下痢や便秘をする。または便秘と下痢を繰り返す。
○肩こりや腰痛がなかなか治らない。
○手足がダルイ時が多い。
○顔だけ汗をかく。または手足だけ汗をかく。
○朝、起きる時に疲労を感じる。
○気候の変化に弱い。
○やけにまぶしく感じる時がある。
○寝ても寝ても寝たりない。
○怖い夢をよく見る、または金縛りにあう
○風邪でもないのに咳がよく出る。
○食べ物を飲み込み辛い時がある、喉に違和感がある。呂律が回らない時がある。
0-1個 自律神経に狂いはなさそうです。
2-3個 自律神経に負担が掛かっているかもしれません。
4-6個 自律神経失調症になりかけているかもしれません。
7個以上 すぐに休養を取り、できるだけ早く専門家に相談しましょう。
少し該当した方は下記の食事療法や精神的なケアを実践して
ゆっくり少しづつ療養していきましょう🍀
自律神経失調症 『タイプと特徴』
まずは自分がどのタイプなのか理解を深めていきましょう。
こちらはホームクリニック様の表を参考にさせて頂きました。
症状 | 原因 | 特徴 |
本態性型自律神経失調症 | 生まれつき自律神経の働きが乱れやすい。 | 低血圧、虚弱体質、体力に自信がない人 |
心身症型自律神経失調症 | 日常生活のストレスを無理に抑える | 最も多くみられ、約半数がこのタイプ。現れる症状・重さは様々。 |
神経症型自律神経失調症 | 心理的な問題による | 自分の体の不調に敏感な人、神経過敏の人に多い。 |
抗うつ型自律神経失調症 | 慢性的なストレスの蓄積などによるうつ反応 | 几帳面で完璧主義の人に多い。まず、抗うつ気分を治療する。 |
そして女性の方が症状が出やすいそうです。
理由もはっきりしていて。
○女性ホルモンの生理的な変化がある
○甲状腺ホルモンが乱れやすい
○女性の方が気分障害や不安障害が多い
○女性は自己主張しにくく、自らの感情を抑圧しがちになる。
○女性の方が容姿が評価され、極端なダイエットなどに走りやすい。
○女性の方が人間関係が複雑になりやすい
どのタイプにも共通しているのは
真面目で几帳面、神経過敏な方が多く見られるようです。
自律神経失調症 『原因』
症状が一人一人違うように、その原因もまた一人一人違います。 自律神経のバランスが乱れるのには、いろいろな原因が複雑にからみあっているそうです。
原因を見つけて少しずつ改善出来る様にしていきましょう。
- 生活リズムの乱れ
夜更かし、夜型人間、夜間勤務や、子供の頃からの不規則な生活習慣など、人体のリズムを無視した社会環境やライフスタイルが自律神経失調症を引き起こします。
お仕事の都合もありますが極力朝起きて、夜は早めに寝ましょう。
- 過度なストレス
仕事などの社会的ストレス、人間関係、精神的ストレス、環境の変化など、過剰なストレスが蓄積すると自律神経失調症になりやすいです。
ストレスを感じにくくする事は少し難しいかもしれません。
お仕事に関しての事であれば人間関係の記事いくつかありますので
良かったら参考にして下さい。
- ストレスに弱い体質
子供の頃からすぐ吐く、下痢しやすい、自家中毒、環境がかわると眠れないなど、生まれつき自律神経が過敏な人もいます。また思春期や更年期、身体が弱っているときは自律神経のバランスが乱れやすくなります。
これは生まれつきの体質なのかもしれません。
極力ストレスを感じさせない様に周りの方の配慮や優しさで緩和させてあげましょう。
- ストレスに弱い性格
ノーと言えない、感情処理が下手、気持ちの切り替えができない、人の評価を気にしすぎる、人と信頼関係を結ぶのが苦手、依存心が強いなど、ストレスへの抵抗力が弱い傾向のある人も自律神経失調症に陥りやすいタイプといえます。
こちらは性格なので少しずつ変えていく事ができます。
私は自分をおバカと言いどんな事もポジティブに捉え
つらい事は極力気にしない鈍感力を心がけています。
- 環境の変化
現代の生活は適応能力が衰えやすく、社会環境の変化、人間関係や仕事などの環境の変化などへの不適応や過剰適応から自律神経失調症になる場合もあります。
環境が悪化したのであれば改善したい所ですね。
- 女性ホルモンの影響
女性は一生を通じてホルモンのリズムが変化しつづけ、この変化が自律神経の働きに影響を与えます。
女性は周りの人にとても優しい反面、無理しすぎてしまったり
自分の事は後回しにしてしまう方もいます。。
男性が大きな声を出したり、大きな物音などとても怖く
不安が大きなストレスになる事もあると思います。
男性は言ってはいけない言葉があります。
感情が高ぶったとしても絶対にパートナーやお子様に対して
変な言葉を使わない様にして下さいね。
自律神経失調症 『抑える食事』
ビタミンB群は神経の働きを正常に保つ働きがありますが、強いストレスが続くと急激に消費されます。また、ストレスが加わると、副腎皮質ホルモンを分泌して全身の抵抗力を高めます。
この合成に欠かせないのがビタミンC。普段からビタミンCをたっぷり摂ることが、ストレス対策になります。
ビタミンAやEも、自律神経をコントロールし、症状を緩和させる効果があります。
また、カルシウムはイライラを鎮め、不眠解消の効果があります。
そしてカフェインは交感神経を優位に働かせる力があるため、摂りすぎは自律神経の乱れにつながってしまうそうです。
心当たりのある方は一度完全にカフェインを断ってみるのも良いそうです。
ビタミンB群
ビタミンB1 | 穀類(胚芽米や玄米)、米ぬか、豚肉、レバー、大豆、種実類(落花生・ごまなど)、ウナギ、カツオ、卵黄など |
---|---|
ビタミンB2 | ウナギ、レバー、納豆、卵、乳製品、牛乳など |
ビタミンB6 | 肉、魚(マグロ・鮭・サバ・サンマ、カツオなど)、大豆、種実、野菜(葉菜類)、バナナ、酵母、レバー、卵黄、黒砂糖など |
ビタミンB12 | 魚(サンマ・イワシ・サバなど)貝類(シジミ・アサリ・ハマグリ・カキなど)、肉、牛乳、レバー、卵など |
ナイアシン | ナイアシンカツオ、ブリ、サバ、豆類、牛乳、果物など |
葉酸 | ほうれん草など緑黄色野菜・酵母・胚芽・豆・肉類・卵・牛乳など |
パントテン酸 | ほとんどの食品に含まれている |
ビタミンC | ほうれん草、ブロッコリー、パセリ、菜の花、キャベツ、ピーマン、いちご、グレープフルーツ、オレンジなど |
---|---|
ビタミンA | 牛乳、乳製品(チーズ・バターなど)、卵、緑黄色野菜など |
ビタミンE | 穀物、豆類、種実類、緑黄色野菜など |
必須アミノ酸 | 肉類、魚類、牛乳、乳製品、豆腐、納豆など |
カルシウム | 牛乳、乳製品(チーズ・ヨーグルトなど)、大豆製品、小魚(煮干・イワシ丸干し・チリメンジャコなど)、ヒジキ、ほうれん草、小松菜、ヒジキ、豆腐など |
マグネシウム | 大豆、大豆製品(納豆・豆腐など)、バナナ、ヒジキ、昆布、ワカメ、ごま、アーモンド、落花生、カツオ、ほうれん草など |
マンガン | 肉類、豆類、酵母、干ししいたけ、キウイフルーツなど |
上記はお天気レシピカレンダー様を参考にさせて頂きました。
色を付けてあるのは私が主食でほぼ毎日食べている食べやすい食品を色付けしました。
上記成分ではありませんがヨーグルト、プロテイン、青汁も毎日摂取しています。
精神的な治療方法
まずは環境を変える、ストレスの原因を取り除く、緩和する事が大切で
生活習慣を正して少しずつ療養すれば、不快な症状はかなり軽くなります。
多くの方が薬は一度飲むと飲み続けなければならないのか?
なるべく薬に頼りたくないと思っている方が多いと思います。
これは私の見解ですが、どれだけ薬を接種しても
ストレスや直接的な原因を改善しない限り完治は難しいのでは?と思います。
自律神経のバランスを整えることが改善のゴールです。
なのでまずは、病院、カウンセリング、お薬以外の治療法を紹介します。
○生活リズムの改善
○食事内容の見直し
○良質な睡眠をとる
○日光に当たる
○寝る前にリラックスする時間をとる
○お酒はほどほどに、寝酒は避ける
○カフェインを避ける
○タバコを控える
○適度な運動、汗をかく
○時間に余裕を持つ
○深呼吸を意識する
○ストレッチをする
○クラシックやスローテンポの音楽を聞く
○公園を散歩する
○温泉、銭湯にいく
○アロマをたく、軽く香水をつける
○優しい映画をみる
○カラオケや車の中で歌う
○何も考えない努力をしてみる
とくに嗅覚は一番記憶に直結しているらしく
実家の柔軟剤や懐かしい香りは昔を思い出し優しい気持ちになれます。
涙は心のデトックス
辛い時はたっぷり泣いてリセットを心がけてみましょう。
サウナに入る
これは精神的に整えるのが難しい方でも身体が勝手に反応します。
恐らく一番実感すると思います。
サウナ、ミストサウナどちらでも大丈夫です。
方法はいつものサウナ手順です。
- 5分から10分サウナに入る
- 水風呂に肩まで浸かる 1分、2分
これで1セット。
サウナも水風呂も無理しないでください。
水風呂に入っている時にぎゅーーーっと体の芯のブレが中心に戻る感じがします。
これ自律神経と副交感神経のバランスが整っているそうです。
よくサウナ用語で『整う』って聞きますよね。
これです。
スーパー銭湯など安価ですし、何も考えずにゆっくりできるのですごくおすすめです。
下の方は私のストレス発散方法を書きましたが
発散できれば大分楽になると思います。
自律神経を整える事は私のイメージとして
リラックスして呼吸と心臓の鼓動をゆっくり合わせていく
感じです。
そして焦りは禁物です。
早く治さなきゃ。と思わないで良いですからね。
家族、仲間はいつまでも待ってくれますから。
ゆっくり、ゆっくり少しずつ療養しましょうね🍀
この段落はりんたこ仕事ナビ様を参考にさせて頂きました。
病院に行くなら何科? 薬の効果
自律神経失調症は心療内科か精神科医に行けば良いそうです。
症状を詳しく話して、カウンセリングやお薬を処方してもらいましょう。
大丈夫です。
お薬で症状を抑えて行き少しずつ量を減らしていくなど
適正な治療ができるハズです。
即効性の高いお薬もある様なのでせっかくなのでお薬に頼ってみましょう。
お薬といっても簡単なビタミン剤やホルモン剤もあります。
不安を減らす為にも成分や症状をまとめました。
安心して下さい。一緒に勉強しましょうね。
律神経失調製剤 | 自律神経の中枢に直接作用して、安定をはかる薬。 原因に精神面が関与しない場合に効果的。副作用は少なめ。 |
---|---|
精神安定剤(抗不安剤) | 自律神経の緊張を緩和させ、不安や緊張を和らげる薬です。 副作用は眠気やめまい、脱力感など。 |
ビタミン剤 | 自律神経のバランスを整えるビタミンA、B群、C、Eを処方します。 他の薬との併用が基本です。 |
ホルモン剤 | 更年期障害の女性や卵巣を摘出して、ホルモンバランスが崩れた女性に、女性ホルモンを補充することで症状を抑えます。 |
黄連(おうれん) | 精神の不安を抑え、胸のつかえや下痢などにも効果があります。 |
抑肝散(よくかんさん) | イライラ、神経の高ぶり、不眠症などを抑えます。 |
芍薬(しゃくやく) | 神経の緊張を和らげ、高まった血圧や筋肉の興奮を抑制します。 |
その他 | 抗うつ剤、睡眠導入剤など。 |
上記のお薬表は
福島県郡山市:総合南東北病院様のHPを参考にさせて頂きました。
先生と相談して自分が摂取するのに抵抗のないお薬から始めてみましょう。
大丈夫です。必ず少しずつ症状回復していきます🍀
まとめ
どうでしたか?
症状、原因、治療法など私なりに勉強して
わかりやすくまとめました。
元住吉こころみクリニック様もかなり詳細にまとまっていて
たくさん参考にさせて頂きました。更に詳しく知りたい方は是非参考にどうぞ。
今回の記事はもちろん悩んでいる方に見てもらいたいと思っています。
そしてご家族、友人にもこのサイトを見せて症状を理解してもらいましょう。
辛いのに症状が分かりにくく周りから怠慢ととられてしまうのは
拍車をかけて辛いことです。。
そして身内で悩んでいる人がいるという方にも見て頂き
親身になって一緒に理解を深めて欲しいと思いました。
環境の改善は本人だけではどうしようもない事もあると思います。
私は文字でしか応援できませんが気持ちはいつも一緒です🍀
私しまむらのアカウントです⇒ (@shimamura_blog)
心の中はひとりじゃない。
近くにいる人にしか出来ない事もあります。
手の届くあなたがしっかり寄り添ってあげて下さいね。
心の中ではいつでも私を頼って下さい🍀
何度でも言います。
ゆっくり、ゆっくり、少しずつ一緒に療養しましょうね。