接客歴20年のしまむらです。(@shimamura_blog)
日本人は海外に比べて資産運用をしている人の割合が低く
節税もしていない人が多く、税金に対しても無頓着。。
マネーリテラシーが低い国とされています。
社会人でありファイナンシャルプランナーの私が
実際行っている資産運用、積立NISA、ふるさと納税、青色申告などの節税方法
お金に強くなる為の知識をなるべく簡単に伝えられたらと思います。
今回は資産運用の入口
株の仕組みについて説明していきますね
株ってなに?
資産運用といったらまず出てくるのが株
資産運用をしていない方は何となく解るけど、詳しくは知らない。という方が多いと思います。
まずは再確認していきましょう。
株が上がった。下がったは基本的に
需要と供給です。
買いたい人が多ければ株価は上がり
売りたい人が多ければ株価は下がります。
そしてシンプルにザックリ、基本的に言うと
業績が上がっている企業は株価が上がる傾向にあり
業績が下がっている企業は株価が下がる傾向にあります。
面白い事にTVなどですごく良く紹介された企業は
翌日の株価が上がる事もあります。
逆にバッドニュースがあった時はすごい勢いで下落します。
株価の変動 イメージ
なのでニュースからの連想は株を売買するのにとても重要です。
もう少しイメージ出来る様に過去の例を見て考えてみましょう。
ここの例は全て基本通りの需要が上がれば株価上昇
需要が下がれば株価下落の例となります。
上がった企業は赤ライン
下がった企業は青ライン
を引いておきます。
お題は今、一番分かりやすい新型コロナウイルス
需要が上がるか下がるか連想してみて下さい。
飛沫感染 ⇒ 飲食、居酒屋、カラオケ屋
飛沫感染 ⇒ マスク ⇒ 薬局、製薬会社、アクリル関連
県を跨いだ移動不可 ⇒ 旅行、観光 ⇒ ホテル、電車、飛行機
不要不急の外出不可 ⇒ 娯楽産業 ⇒ パチンコ、遊園地
巣ごもり需要 ⇒ 家の娯楽 ⇒ 動画、レンタルDVD、ゲーム
巣ごもり需要 ⇒ 家での食事 ⇒ スーパー、デリバリー
巣ごもり需要 ⇒ 家で買い物 ⇒ ネットショップ
在宅ワーク ⇒ リモート会議 ⇒ ネット、PC、家具
大体こんな感じでしょうか。
多くの人が必要と感じる物を扱っている企業が上がり
不要、控える事になってしまった企業は下がりました。
新型コロナウイルスの影響は大きすぎましたが
残念な事にネガティブニュースからは未来が連想しやすい事も確かです。
昔からあることわざもそうです。
風が吹けば桶屋が儲かる
「強い風が吹くと砂ぼこりが舞い、砂が目に入って失明してしまう人が増え、失明した人は三味線を弾くようになるので、三味線に張る猫の皮が必要で猫が減り、猫が減るとネズミが増え、ネズミは桶をかじるので桶の需要が増えて桶屋が繁盛する」という意味。
ネガティブ要素から桶屋の需要が増えていますね。
それを現代で表すと
台風シーズンは土木、建築系企業の株価が上がりやすい事も事実です。
そして台風被害により保険関連企業は。。。
投資家なら気付き、普通の人は気付かない例をもう一つ
年配者のブレーキとアクセルの踏み間違えによる事故が近年頻発
これを分析すると
自動車関連企業のネガティブニュースですが、
改善の余地がありそこはポジティブニュースにもなります。
これにより株価上がった企業は
後付けできる自動ブレーキ関連の開発企業と
それを取り付けるカーショップでした。
まとめ
上記の業界は銘柄記載こそしていませんが、容易に想像ついたと思います。
株を覚えるという事は
経済に対して興味を持ち成果を出す。という事になります。
自分の身近にある物も全て何処かの企業が作った物です。
みんなが欲しいと思う物は需要が上がり株価があがる。
流行物は一気に上昇し、飽和か飽きと共に下落する。
株価は人の興味その物なのです。
今回は株の仕組みをイメージしやすく説明しました。
興味を持って頂けましたでしょうか?
次回は株のリスクとリターンを説明していきますね。
次回の予習として株価上昇が予想しやすいヒントを・・
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先に出来ている記事をいくつか紹介します。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
では、また次の記事で。