上司の心がけ

【部下を育てる指導の仕方】指導する時の6つの順序

接客歴20年のしまむらです。(@shimamura_blog)

部下、後輩や新人がミスをしてしまった時にどの様に指導していますか?

感情的になっていませんか?

相手は納得していますか?

お互いストレスを感じにくい伝え方を意識していましょう。

 

まず感情を抑えよう

 

失敗の報告を受けた時、まず

なぜ? どうしてそうなった? 何してたの? だから言ったじゃん。

など思いどうしてもイラっとしてしまいます。

ここですぐに上記の様に相手に聞いてはいけません。

 

すぐに返答すると、どうしても感情が出てしまいます。

あなたは上司です。

失敗した部下があなたを頼ってきているのに怒ってはダメです。

泣きっ面にハチです。

 

ここで頭ごなしに怒ってしまうと解決後に部下に残るのは

恐怖 > 安心 です。

 

上司のあなたがやるべき事をまとめてみましょう。

失敗発覚から解決まで

①報告を一旦頭の中で整理 一息深呼吸

②なぜその様になったか再度確認、現場確認

③失敗事の復旧対応 リカバリー

④再発しない様に対策思案

⑤失敗してしまった部下への指導

となります。

 

報告を一旦頭の中で整理 一息深呼吸

失敗の規模にもよりますが、

あなたもテンパってしまう事もあると思います。

あなたの権限で収まらない事案であれば

上長への相談、報告も必要になります。

 

なのでとにかく、状況を整理する為に落ち着きましょう。

失敗した部下はもっとテンパっているので、落ち着かせましょう。

しんじん
しんじん
すみません。。どうすれば良いでしょうか?。。
しまむら
しまむら
大丈夫、大丈夫だから、落ち着いて確認していこう。

 

 

なぜその様になったか再度確認、現場確認

 

あなたも部下も落ち着いた所で

もう一度詳しく状況聞き取りをして、必要なら現場も確認しましょう。

この時点で

失敗した部下はあなたに怒られなかった事に安心していると思います。

 

かにさん
かにさん
実は失敗した事よりも失敗を怒られる事の方が怖い人は多いんだ
しまむら
しまむら
過ぎた事は仕方ないです。解決優先です。

 

失敗事の復旧対応 リカバリー

ここはあなたの腕の見せ所です。

どんな失敗かにもよりますが、部下はあなたを信頼しています。

守るものがある人は強いです。

冷静沈着、スマートに淡々と解決して下さい。

 

お客様への謝罪の際は、決して部下を悪く言わず

自分の責任として話しましょうね。

部下の為に、頭を下げられる上司は素敵です。

 

しまむら
しまむら
大変ご迷惑おかけしましたことを深くお詫び申し上げます。 
しんじん
しんじん
ぼくのミスなのに。。しまむらさん。。

 

 

再発しない様に対策思案

 

何とかリカバリー出来ました。

その後やる事は、

他の人も含め同じ失敗をしない様に対策を考えましょう。

 

『他の人も含め』というのがポイントです。

リカバリーできたのですから。

最高にポジティブに考えたら、

いつか起こるかもしれない失敗をしてくれた。

という事でもあります。

失敗を無駄にしない様にしましょう。

 

しまむら
しまむら
これで君の後輩は同じ失敗しないですみますね。
しんじん
しんじん
  (´;ω;`) 本当にすみませんでした。

 

 

失敗してしまった部下への指導

 

ここまで出来ていれば部下はもう反省しきっています。

ここでとやかく言うのは野暮です。

顔を見て軽くうなずきながら

次から気をつけような。のひと言で良いです。

 

これで一気に緊張から解かれます。

安心して心からの謝罪の言葉と笑顔がもらえるはずです。

これであなたは彼にとって理想の

器が大きい信頼される上司となっているでしょう

 

 

まとめ

 

あなたも今は部下を持ち、仕事をこなしていますが

新入社員だった時はどうだったでしょうか?

失敗して上司に叱られた事もあったと思います。

 

その時あなたは納得できましたか?

不満が残っていたり、上司を嫌いになったりしなかったでしょうか?

 

今のあなたは違います。

今後も尊敬される上司として活躍して下さいね。

 

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